robao-talk No.52
『へえ〜、ここ?』
『そうだよ。』
『いいじゃん!』
友人から聞いていたおでん屋街。
知ってた風を装うのは、意外と疲れる。
男ってやつは、変なところで見栄をはる生き物だ・・・
なんて事を感じながら、友人の言葉を思い出す。
『意外と、女子には受けると思うぜ』
『そうかな〜』
『最近の女子には、オヤジ的なものが新鮮なんだよ。』
『そんなもんかな。』
しかし、そんな言葉を真に受けて
本当に来てしまった。
彼女の反応は、友人の思惑通りで
少し複雑な気分になった。
それが、二人の始めてのデートだった。
超短編E級妄想ロマンティックベタ小説。
調子に乗った第2話 完。(登場人物は妄想世界の住人です。)
男って・・・
by robaoo
| 2010-06-25 12:33
| robao-days